綾辻行人著の「暗黒館の殺人」(文庫版)を買うだけ買って、まだ全然読めないので悔し紛れに妄想。
なんとなく長くなった上に、綾辻行人とか島田荘司とか有栖川有栖とかを知らないと意味が分からない箇所多数なので折り畳みました。
自分が推理小説を読んでいたのはこの辺りまでで、京極夏彦とか森博嗣とかは全然読んでないのですよね。どう控え目に見てもミステリファンとは言いませんが、まあ戯言ですから(^^;)
ブルーとジョミーで探偵ものパロをするなら、明智探偵と小林少年よろしく
探偵=ブルー
助手の少年=ジョミー
が普通だとは思うのですが、あえて逆にして。
探偵=ジョミー
助手=ブルー
で、どちらかと言えばギャグものなんて楽しそう。ギャグなんで事件も殺人とか物騒なものではなくて、失せ物探しとかの方向で謎掛け。
最初はジョミーが指示を出しているものの、気がつけばブルーが卒なく先回りして、いつの間にか推理もやっちゃってジョミーはうっかり感心する側に回る(笑)
それなんてコナン?
(いや、有栖川の殺刃の家からの妄想なんですけどね)
御手洗潔みたいな探偵なら、まず間違いなく探偵役はブルーで、石岡くんがジョミーなんですが、鬱で気が弱いジョミーっていうのはちょっと合わないな。
有栖川なら学生編でアリス=ジョミーで、江神さん=ブルーかしら……とか考えていて、ただのパロがいつの間にかダブルパロになっているこの不思議。
再びダブルパロから離れて。
何も探偵側に固まらなくても、
依頼主=ブルー
探偵=ジョミー
とかもいいなあ。あれ、探偵が依頼者に美味しく頂かれちゃってどうする。
ならば逆で……とか思うと、今度は探偵に上手くたぶらかされる依頼主の息子の姿が思い浮かぶこの脳は末期だと思います。
事件は解決したけど、今度は息子のハートを盗まれちゃったね!(センスが古い)
盗むと言えば探偵じゃなくて泥棒、怪盗ですが、あ、ブルーはこっちの方が似合いそうな気もします。
実際テラズナンバー5の手許からジョミーを掻っ攫ってきた人だしなあ(笑)
拍手で見てみたいと嬉しいご意見をいただいたので試しに書いてみました。
転生話。基本はアニメに準拠。都合のいいところだけ原作っぽい箇所があるかもです(また^^;)
性別は、女の子と男の子と両極に別れる意見を頂いたので、しばし悩んでみます。
ということで、もしかするとジョミーが女の子になるかもしれない危険をはらみますのでご注意ください。どっちも捨て難いエピソードがあるので悩む……。
いっそ両方別の話で書いてみるか(またそんな無茶をorz)
ジョミーの登場までには性別も決めますよー。
今のところラストまで書ける自信がいまひとつ持てないので、形が定まるまではこちらでちょこちょこ書き散らかしです。
形になると踏んでからサイトの方へ移行予定。
そんな未完の可能性を多分に含んだ話ですが、それでもよろければということで。
舞台などについて、作中でちらほら説明していく予定(無理そうならまとめた設定を掲載します^^;)
闇に浮かぶ、青く輝く球体を夢見る。
白い筋の掛かったそれはとても美しく、強く、強く心惹かれる。
手を伸ばしても届かない。その姿を知っている。
ライブラリーへ行けばいつでも見ることが出来るその姿。
もう記録でしか見ることの出来ない美しい青。
今は赤茶けた色に濁った星。
地球。
青い色がゆっくりと濁り、現在の本当のその姿で闇に浮かぶ。
美しさを喪ったその星に、興味がなくなるかと思えばおかしなことにやはり心惹かれて仕方が無い。
あんなもの。
そう、思うのに。
ぼんやりと闇に佇みその姿を眺めていると、視界の端に赤が翻った。
目の前の星のように、濁ったものではない鮮やかな赤。
横に首を捻ると、闇に沈んでいた周囲に光が差し込みここがどこかの部屋であることに気づいた。
目に映った赤は、どうやらマントの色だ。
一人の青年が立っている。後姿しか見えないその姿に、それでもなぜか胸を締め付けられるような想いが込み上げる。
金の髪が美しい。光を反射して、キラキラと輝く。まるで、彼の心のように、鮮やかに。
「心?」
どうしてそんなことが分かるのだろう。初めて見る人物の後姿だけで、彼がどんな人柄かだなんて。
彼は耳が不自由らしく、大きな補聴器をつけていた。
随分とタイプが古いのか、彼には不釣合いなほどの大きさ。
いや、違う。あれは恐らく補聴器として以外の機能が何かあるのだろう。
「フィシス。また、君の地球を見せてくれないか」
青年が問い掛けると、彼の前に麗しい金の髪の女性が現れる。
ああ、彼女は知っている。映像で見たことがある。
青き地球の女神。
ESPという不思議な力を操るミュウの中でも、特別な存在。
茜色の髪のミュウの長に大切にされ、それから人間の中にも多くの信望者がいるという。
恐らく、傍から見れば自分もその信望者の中の一人に違いないが、本当はそうではない。
「どうしてだろう……僕はいつも、あの人を見ると」
懐かしくて、愛しくなる。
映像でしか見たことのない美しい人は、青年の言葉に喜ぶように胸に手を当てて何度も頷いた。
「まあ、ソルジャー!なんとお久しぶりでしょう。ええ。ええ、もちろんですわ、喜んで」
フィシスが白魚のような指をした手を差し出すと、青年は黙ってその手を取った。
「ソルジャー、目を閉じて。心を私に委ねて……指と指を絡ませて……」
細い指と、案外とそれほど大きくない青年の形の良い指が絡み合う。
そんな場面を見ても、嫉妬や焦燥や、あるいは羨望いった感情が湧かないのだから、やはり自分はフィシスの信望者ではないのだろう。
「見えますか、ソルジャー」
「………ああ、見える。青い地球。美しい星。あの人が焦がれた……」
地球は青くなんてない。300年前に明かされた真実。
その真実が知らされた時、地球は更に傷ついた。かつて人を支配していたマザー・コンピューターの意思とやらで。
今も一部の許可されたものだけがその再生作業に従事することができる、そんな場所だ。
それをその頃から生きていたはずのミュウの彼女達が知らないはずはない。
だがふとした違和感を覚える。
そうだ、ミュウの長、ソルジャーは茜色の髪の背の高い青年のはずだ。どうしてフィシスと同じ金髪なのだろう。
疑問は長く続かなかった。
フィシスが絡ませていた指を離して、震えながら両手で顔を覆ったからだ。
「ソルジャー……どうして私の地球のイメージと、あの地球の人のイメージが同じなの……?」
「フィシス」
「私は、私のせいであの人は……」
「違うよ、フィシス。君のせいじゃない。もしもあの人の死に責任があるとしたら、それは力が足りなかったぼくこそが負うことだ。ナスカに降りると決めたぼくこそが」
「そんな、―――!」
顔を覆っていた両手を降ろして、フィシスが青年に呼びかけた。どうしてなのか、急にノイズが走ったように後半の言葉が聞こえない。
フィシスが何かを懸命に訴える。
彼の背中は毅然として伸ばされていて、その頭は何度も頷いた。頷いているのに、フィシスの表情は強張って行く。
「違う、僕の死は、僕の意志だ!」
その背中に、口を突いて出た言葉に驚いた。
どうして。
自分は死んでなどいないのに、知らない二人の会話に何を思って割り込んだのか。
けれど二人は、後ろにいる自分のことなど気づいた様子もなく会話を続けている。
青年が赤い色を翻して歩き出した。
フィシスが手を伸ばす。
その手は、触れることも叶わないまま、青年は振り返ることなく部屋を出て行こうと………。
規則正しい電子音が響いて目が覚めた。
寝起きの寝惚けた頭に額を抑えながら起き上がる。
「夢……を、見た、ような……」
それもひどく疲れる夢、だったような。
けれど内容をまるで覚えてないのだから、どうと判断をつけることも出来ない。
「サウンドスリーパーの故障か?」
何か悪酔いをしたような気分で、冷たい床に足を降ろすと頭を振った。
洗面所に向かおうと立ち上がったところで、ふと壁にかけていた鏡に目をやる。
当たり前だがそこに映るのは自分の顔だった。
銀の髪と、赤い目。
異相というに相応しいその容姿に、少年は自嘲を込めて頬を緩ませ、軽く首を振った。
あああ……むしろ忙しくなった(のは落ちた自業自得ですが)
だって……次の試験は2月なのに、そこで受かれば次の級のための講座コースが7月スタートになっちゃうとのことで。
5ヶ月ものんびりしてられるほど若くはないのだよ……ははは、は……。
とても意志薄弱なので、また試験日近くまでは今まで通り週に2,3回ほど更新していくかと思います。
だって書きたい話はまだまだあるのですよ!
気が済むまで書いて畳むつもりのサイトだったんですが、底が見えません。どれだけ書けばこの妄想は枯渇してくれるんだろう。
恐るべしブルーとジョミー。(あえてブルジョミとは言うまい……)
やっぱりテラを書くなら一度はやっておきたいネタではないかと個人的に思っている代物。
転生話。
問題は、テラの転生話ならSF要素を織り込みたいと思うのに、SFについて恐ろしいほど知識がないこと。いっそ2万年くらい時が廻って現代風味の話にしちゃえばいいような気もしますが(笑)
あともうひとつ、実はジョミーの性別に迷ってます。
せっかく生まれ変わるなら女の子でもいいじゃないかー!とかちょっと考えてて……。
今考えてる方向だとブルーが割りと乱暴で無愛想で傍若無人(最後のは今もか……)の人になるので、ジョミーが女の子だったらもうちょっとまともな対応をしてくれるのですが……男の子だと下手すれば拳の飛び交う仲になりそうで(^^;)
うーんうーん、でもジョミーに冷たいブルーってこういうときでもないと書けないので(演技じゃなくて本当に冷たいっていうのは)、やっぱり男の子、かなぁ。
あれです、前にどっかで呟いていた、うちでは珍しい、ジョミーがブルーを追っかける話。
前世の記憶をジョミーだけが持っていて、ブルーはぼんやり夢を見る程度(でも目が覚めるともう夢の内容は忘れている)という感じでジョミーの片想いから始まる。
書きたいんですが、子ジョミと歌姫と、それにプラスしてもう一本連載となると、またまたそれぞれの更新頻度が下がるので、今のところ呟くだけです(苦笑)
ようやくと用事が終わってほっと一息つきました。
あー!やっとサイトに専念できるー!
結果は野となれ山となれ。試験物って自分が9割方大丈夫と思ってようやく合格できるようなものだよなーと思うのですが、試験が終わった時点で9割方不合格だと思ったのでorz
次の勝負は二月……大阪のテラオンリーと日程がずれてくれたらいいのになー!
うう……でないと本気で泣く……。
以下、この二日ほどのアホな話です。
通常日記の上に月に一回くるアレの話なので折り畳みました。ご注意。
昔は割りと重いほうだったんですが、歳と共に楽になってたんですけどねー。
いい歳してお腹が痛いとマジ泣きました……。
やー、本当に久々に酷い目に遭った。軟弱な精神をしているので、多分ストレスのせいで思春期時代に嫌なところだけ逆戻りしたのかと(^^;)
薬が効いて痛みが引けばまともな思考が戻ってくるんですが、頭痛と吐き気と貧血と軋む関節と抉られるような腹と腰の痛みに錯乱した二日間……。
一日目は夜中に一人で「この30.000がどっからでてきたのか分からないー!お腹痛いー!」と癇癪を起こして泣いていただけだったからよかったものの、二日目。
電車の中で泣きました(恥)
いや、さすがに公共の場で喚きはしませんでしたが、端っこの席で俯いてシクシクシクシク……。
まさかいい歳した大人が生理痛であれだけ泣くとは誰も想像しなかったでしょうけれども、あの場にいた人(特に隣に座っていたお姉さん)には土下座したいです……。
薬が効けばやっぱりケロッとすべての症状が治まるので、正気に戻って自分の所業に呆れ果てて、まさに穴があったら入りたい状態になるのに、鎮痛薬が切れたら……の繰り返し。
とにかくまともにものを考えられる状況になくて、自分が何をしているのかよく分かってませんでした。
色んな意味で出歩いたら危険だったな…と今頃振り返り。
久々の(というかここまで酷いのは初の)地獄でしたが、見ず知らずの人にまでものっそい嫌な思いをさせたことが何より痛恨の二日間でした。
色んな人にごめんなさい……。